2018/09/19

第30回慶應義塾図書館貴重書展示会 インキュナブラの時代 -慶應義塾の西洋初期印刷本コレクションとその広がり-

福沢諭吉の門下生が創業者だからか、何かと慶應義塾と縁の深い書店、丸善の丸の内店4階にて、表題の展覧会が開催されます(10月3日(水)~10月9日(火))。詳細はこちらをご覧ください。入場料はかかりませんので、ぜひいらして下さい。

インキュナブラというのは印刷術が発明されてから間もないころの初期印刷本ですが、展示品の中には、私が大学院の修士課程2年の時に慶應義塾図書館の貴重書室で閲覧した刊本も含まれています。図書館のサイトに紹介文を掲載するために閲覧したのですが、その紹介文もほんの少しだけ今回のカタログのベースになっているということで、私はどうやらカタログをいただけるようです。

この初期刊本を閲覧した時は、1時間半ほどその本を見たのですが、貴重書室の方に「もういいんですか!?」と言われたことが印象に残っています。私のような素人の学生には90分ほどで十分だったのですが、もっと書誌学、古書体学、印刷術等の心得のある専門家ならば、おそらく少なくとも一日中調査するのでしょう。逆に素人だと、じっくり眺めて、せいぜい驚嘆することしかできませんから、かける時間にも限りがあったのです。


慶應義塾図書館蔵の貴重書を丸善で展示するというのはもう何度目かわかりませんが、何度も丸善でやるということは、やはり冒頭に述べたつながりのせいでしょうか(笑)。まあ、慶應義塾大学三田キャンパスから、丸善の丸の内店ないしは日本橋店へは、電車で行っても田町→浜松町→新橋→有楽町→東京で各駅停車でも8分ぐらいですし(もちろん貴重書を電車で運ぶわけではありませんけれども)あまり距離がありませんからね。

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