2018/03/05

学会発表原稿執筆

今日は台風接近中としか思えないような天候です。湿度も高く、寒さがゆるんだどころかもはや暑さを感じるような今日この頃です。

5月の学会発表の原稿執筆ですが、量的には先程終わりました。しかし字数を充足しただけです。
何も書けていないのが気にかかって仕方なかったので、とにもかくにも量だけ間に合わせることを第一に打ちましたので、これから大幅に書き直していかなければなりません。
今度扱う作品の主人公の自己同一性はまさしくシュレディンガーの猫のようなものだといえます。
量子力学的自己同一性ですね(笑)。

一日中パソコンに向かう生活は久々ですが、少々目が疲れる気もします。そもそも目の疲れというもの自体基本的に無縁なのですが、年を取ったということでしょうか。博士論文を書いていた頃などは、一日12時間はパソコンがついていましたけれども、特に目の疲れはありませんでした。
曲がりなりにも一旦原稿を書いたということで今日は一度パソコンを閉じて、画面ではなく書籍の紙面に向かいたいと思います。

ところで、今度メインで扱う作品の写本は、見つかっている限り1冊しか残っていないのですが、その写本の内容をとりあえず(その写本を所蔵している英国の)大学図書館のオンラインカタログで調べました。何かの作品を新たに取り上げる時には、必ず写本の中身を調べる癖がついています。当該写本は1911年に、英国貴族の館Wollaton Hallにて、「old papers---no value」と書かれた箱に入っていたのを発見されたとのことです。箱にはイングランド王ヘンリー8世からの書簡も入っていたとかで、no valueどころではありません(笑)。その貴族の館は現在観光できるようで、紹介動画はここにあります。

写本は様々な作品が入ったもので、物語・ファブリオ系の一冊でした。上記大学図書館のオンラインカタログでは、一冊の写本に入っているそれぞれの作品の出版情報も書いてあって非常に便利でした。しかも、その写本を底本にした書籍なのか、同じ作品だけれども違う写本を使ったものなのかまでが明記されていたので更に便利でした。ほぼ全ての収録作品について、まさにこの写本をもとにした校訂版が刊行されているようでした。
ジャンルだけから安易に判断すると、楽しく物語を読む・聴く感じの、娯楽目的の一冊だったのでしょうか。但し、(いつの時代にかまでは書いてありませんでしたが)再製本されているということでしたので、中世人が今残っているままの内容でこの写本に接したとは限らないようです。取り敢えず現時点での収録作品数は18で、そこに83もの細密画(オールカラー)も添えられています。短いファブリオ以外は全ての作品に細密画が入っているようです。収録作品の言語は一言語だけです。

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