2025/08/25

事後研究

 夏休みに入って、雑誌論文を5本読みました。これは、今月末までに修正稿を提出する論文のためのリサーチです。


以前から書いている通り、私は論文の締切日を5か月ほど間違えていましたので、締切日の半月前に締切日を知る→リサーチなしで、半月で強引に原稿を完成し4月に提出→数日の修正を経て改めて7月に原稿提出→夏休みに入り、この論文に向けてのリサーチを始める


といった具合に、完全に本来の作業と順序が逆になっています。最終稿に向けてリサーチを初めて行っているのです。


私が取り上げている作品は決してマイナーなものではありませんが、意外と研究が少ない・・・というのは私が知らないだけなのだろうか?と思っていたところ、読了した論文でも「研究はあまりなされてこなかった」との指摘があり、ある意味では一安心しました。

論文が完成してから調査を始めるというのは考えられない話ですが、ただ、ひとつメリットも感じました。いったん曲がりなりにも自分の考えたことはすでに論文という形で表現されているため、それを踏まえたうえで二次文献を読むと考えが深まりやすいのです。普通はまず文献を読んで、それから自分の言いたい内容を考えるのですが、それよりも考えが深まるように思いました。リサーチなしで論文を書いたため、よく言えば先行研究による先入観がない状態ともいえます。「皆はAやBと主張しているが、私はどうしようか」では何も出てきませんが、「私はAと考えたが、皆はBやCと考えているのか。なるほど、そういう見方もある」という思考になります。


7月に出した原稿は、締切日の23時台になってから突然新しい内容を書き加えてしまい、むしろ内容が悪化したように思うので、今週、なんとかそのあたりを直せるだけ直して、恥のない程度の内容にはしなければと思います。

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