2024/12/06

来年度の教材

来年度のシラバスの執筆期間も始まり、来年度使用する教材を本格的に考える時期になりました。毎年、もっと早く考えなければと思ってはいるのですが、日々の業務に追われているうちにいつも年末になってしまいます…。


ピアソン(ロングマン)はオンラインリソースPearson English Portal上で、教材によってはFlip Bookという、本全部が見られる機能もあるので、審査見本がわりに今見ているところです。これを使えば、審査見本が無駄になるリスクもなくせますし、結局採用したものだけを(献本がいただける場合には)送っていただければ済みますので、物流の負担上もエコ的にもコスト的にも良いはずです。


センゲージからは、いきなり教科書見本が送られてきたのですが、それがたまたま、来年度使おうかどうかと検討していた教材でしたので、ちょうど良かったです。このようなケースは極めて稀で、他社からは不要な教科書見本がたくさん送られてきます。


今年度はLongman Academic Reading Series 5を使用したのですが、コールリッジの『老水夫の歌』がリライトなしの原典のままで載っていたのは驚きでした。そういうわけで、必修英語の授業で本作を(ところどころ中略は入っているにせよ)全編読みました。


私はこの作品を、大学3年時に林瑛二先生の英文学演習で読み、その授業の教材として配布された、The Annotated Ancient Marinerというコピーもありましたので、それを参照しながら読み進めました。(正直なところ、かなり忘れてしまっておりました。)綿密に、こまごま調べながら教科書に書き込んでいく作業はとても楽しいものでした。


この授業は金曜1限であったことを今も覚えています。先生はパイプを手に(喫煙はされていませんが)お話しされ、穏やかな雰囲気の流れる授業でした。


Longman Academic Reading Seriesは以前も検討したことはあるのですが、中身を見ての検討まではしたことがなく、ネガティブなレビューを見たことがきっかけで敬遠していました。確か、英語が変だといったようなレビューであったので…。しかし、全く問題はなく、想像以上に良い教材でした。カタログ上は、5番はTOEIC900点台ぐらいになっているのですが、特に難解ではなく、今年度使ってみた感じ、勤務校①の1年生は楽に読めています。では1番はどれほど簡単なのか、と上述のFlip Bookで読んでみたところ、思ったよりは難易度がありました。カタログ上は、1番はTOEIC500点台程度の表記です。そうなりますと、アカデミックリーディングと銘打っているだけに、ある程度は英語が読める前提のシリーズということになのでしょう。


その他に、昨年、「AでもBでもどちらでもいい」→「Aにしよう」と決めたものがありましたので、今度はBのほうを使おうかと思っていまして、こちらもオンラインリソース上で眺めています。この教科書に関しては、昨年審査見本を請求したところ、在庫がないのでデジタル版見本で、ということだったのですが、今日アクセスしたらもう見られなくなっており、再び審査見本請求をするかどうか迷っていました。そこで、オンラインリソースのアクセスコード一覧表からその教材のアクセスコードを探して入力したところ、幸運にもFlip Bookが存在しましたので、全レベルの全編が見られるようになりました。


様々なリーディング教材を少しずつ入れ替えながら繰り返し使ってきた結果、最近では「新作」がなくなってきて困っていたところでしたが、今年はむしろ使ってみたい教材が複数あって迷っている状態です。今日はFlip Bookでいろいろ読むことに時間を費やしてしまいました。


さて、明日・明後日は福井で学会ですが、この時期の日本海側、天候は大丈夫でしょうか。

私は週末、来年度の予定を考えたり、授業準備をしたり、年賀状を準備したりするだけではなく、掃除や洗濯もしなければなりません。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。