火曜日まで、丸善の丸の内本店4Fにて開催中です。詳細はこちらです。
今日見に行ってきましたが、昨年の展示会に続き、またしても、近辺の売場にあるオルゴールで、31年前の祖母の葬儀でエンドレスで流していた曲がかかり続けているのです。まあ、葬儀の曲であろうとなかろうと、オルゴールの音楽が流れていてはキャプションが読めません。結局、展示品解説を読むのは諦めて、物自体だけを見ていきました。解説は展示品それぞれのキャプションに加えて、全体的な解説もあり、結構な文字量だったと思います。
解説を読めなかったこともあって、図録を購入しましたが、クリアファイルもおまけでつけていただけるとのこと。あの赤レンガの、慶應義塾図書館(旧館)の時計をあしらったデザインとのことでした。今回の展示を手掛けていらっしゃる松田隆美先生のご著書コーナーも設置されていました。
展示品はジャンル的にも多岐にわたっていましたが、ジェフリー・オブ・ヴィンソフ『新詩法』と見ただけで「Poetria novaだ!」と大学院の授業が思い起こされて、楽しかったです。(笑)Poetria novaとか、書簡術とかいったことは、他の大学院でも習うのでしょうか…?
今回は、「究極の質感」というタイトルで、書物の物体としての側面にも光が当てられていたため、羊皮紙や写本生産についての解説もありました。2004年か2005年ごろの展示会(同じく丸の内の丸善4Fにて開催)の時は、中世写本の展示で、羊皮紙にさわれるコーナーがあったのですが、残念ながらその時の羊皮紙は厚いバリバリのもの。その時は私は親子で行ったのですが、羊皮紙ってこんなバリバリなのか…。という印象を家族に与えてしまいました。
羊皮紙には、先生が「美女の柔肌」と形容されていた、つるつるで滑らかなものもあるのに、少々歯がゆい気持ちでした。
今回羊皮紙サンプルはないようでしたが、写字生の机が置いてありました。写字生を描いた挿絵などでよく見かける、譜面台並みの傾斜を持つあの机です。
羊皮紙は、羊一頭の場合、A4六枚ぐらいになったとのことですが、現代の感覚では、一頭屠殺してそれだけとは…、という印象です。
来週もまた展示会があります。オルゴールは本当に止めて欲しいです。
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