2017/01/24

2016年度終了/Dictionnaire du français médiéval

昨日をもって2016年度の期末試験が終了しました。採点も昨日中に終えたので、本当に春休みが始まりました。

今回は曜日によって最終日が大きく異なり、水曜日は11日が最終日であったのに月曜日は23日が最終日でした。その結果、1月第2週に5クラス、第3週に2クラス、第4週に2クラスの期末実施・採点を行い、五月雨式に採点業務が生じるような日程でした。春学期と比べて緊張が緩むせいか、「この程度やればこれぐらいの成績になるんだな」と分かって安心してしまうせいか、概して秋学期の方が成績が良くありませんでした。一方、春学期の失敗を挽回すべくとても頑張ってくれた学生もいました。

さて、折角2か月少々ある春休みですが、さしあたり締め切りも抱えておらず、何をしたらよいか考えてしまいます(苦笑)。2015年に学会発表したトピックをもうちょっとやりたいので、今月中にもう一度上京して図書館に行ってこようかと思います。また、100分授業を控え、授業運営についてもリサーチといいますか、何か考えようと思っています。


秋学期末試験で思い出したのですが、学部2年生の時の必修第二外国語の期末試験のためには、確か数百個の単語を暗記したものです。普通の研究書ぐらいのレベルの原典を読みましたので、単語は殆ど知らないものばかり(初級文法で習うような単語は出てこない)。日頃の授業の予習も毎週3時間はかかり、かなり頑張った記憶があります。そのクラスで教わった東大の松村先生がDictionnaire du français médiévalという中世仏語辞典を出版され、その功績からフランス学士院の賞を授与されていたということが、朝日新聞の「ひと」欄に昨年掲載されていました。
辞書は重さが2.2kgある大部のもので、持ち帰る際に袋がちぎれそうになりました!中世英文学作品を研究する場合は、少なくとも仏語版は避けて通れない場合も多いですから、我々の分野にとっても本当に有難い辞書です。これまでの中世仏語辞典のマイナスポイントは、松村先生ご自身が論文や雄松堂刊『中世イギリス文学入門』などで既にご指摘なさっており、私も手持ちの簡便な辞書では大いに不足を感じていたところでした。

2017/01/03

2017年度

もう3が日も終わりますが、皆様如何お過ごしでしょうか。

年内最後の授業は12月27日でした。台風と変わらないぐらいの悪天候をおして、危険を感じながらの出勤でした。

年末年始は例年通り、帰省等もないため普通に過ごしました。元旦には以前学会で訪れた東広島市西条のお酒を戴きました。

今回は冬休み前に期末試験問題作成・印刷・ホッチキスどめ・折りたたみ、シラバス執筆を全て終えたため(12月第3・4週はかなり頑張りました)穏やかな冬休みを過ごせました。いつもシラバス執筆は冬休みになってしまうのですが、あまりに手がかかるため、手間のかかる作業は早く終えてしまおうと、一生懸命作業を進めました。
期末試験については、全て自分で解き、採点用模範解答を作ると同時に所要時間をみて試験時間を考えました。ただ、私が解くのに要した時間+10分でも余裕で足りる場合もあれば、2倍の時間を与えても全く時間が足らない場合もあります。私が解答に使った時間をもとにして学生に何分与えるかを決めるのはなかなか難しいのです。

今年度の学事日程はいつもとなぜか少し違い、年明け大抵2回ある授業が月曜以外1回ずつしかなく、勤務日が総計5日間しかありません。来週からは怒涛の採点作業が始まります。


昨年は出だしは順調でしたが、6月に負傷して精神が錯乱し、(労災認定されました!)以後何も手につかなくなり、専任教員の口を探すことも、研究をすることもできなくなって、学会役員の仕事さえ放置し、そのまま年が終わってしまいました。授業実施以外何もしていない、失われた一年になってしまいました(苦笑)。今年はやり直しの一年にできればと思います。

来年度はとうとう100分授業が始まります。5限が18:50に終わることになるのが90分通勤の私には少々辛いですが。

以前ブログに書いた、センゲージから採用御礼として戴いたTESOLの本も読んでいます。今読んでいる章では、「英語のリスニングをして理解をする」ということは具体的にどのようなプロセスを経るものなのかが認知心理学の視点から書かれていて、なかなか難しいところもあります。

授業実施も研究も、決まったやり方がある類のものではないのが一番難しいところですね。例えば学会事務は本当にマニュアル通りの仕事なので、そのとおりやればいいだけという点では簡単です。