2015/09/26

非常勤講師の防災対策

常々気にかかっていることですが、社会人の防災対策としてはよく「防災グッズを職場に常備しておきましょう」とか「スニーカーを置いておきましょう」などといったことが一般に言われます。あるいは、ミニ防災グッズをいつも鞄に入れておきましょう、ということも。

大学という場に限定して考えてみると、大学自体は避難場所に指定されていることも多く、ある程度の備蓄はあろうかと思います。(慶應の三田キャンパスも避難場所ですが、グランドも体育館もないのに具体的にどこに避難する場所があるのかと昔から不思議に思っています(笑)。今では南館、新南校舎と免震の校舎が二棟もありますが・・・)

しかし個人的な備えは、いわばアルバイトである非常勤講師には難しいのが現状です。正社員に相当する専任教員には自分の研究室があります。必ずしも個室ではありませんが、ともかく自分のデスクはあるわけで、多少私物を置いておくことが可能です。
一方非常勤講師は通っているだけで自分個人の居場所もなく、デスクもロッカーもありませんから、何も置いておけません。メールボックスが大きい大学では多少ロッカーがわりにもなり、実際(私も含めて)プリント等多少の私物を置いている人も多いのですが、本来ロッカーではありませんし、メールボックスの役割―配布物の受け取り―を考えてもあまり物を詰めこむことはできません。メールボックスが小さい大学では、プリント類さえ置いておけないので、ましてや防災用品など置くことは不可能です。
さらに、教科書や辞書やプリント等持ち物が多い仕事なので、鞄は重く且つ一杯で、防災用品の入る余地がありません。水とペンライトとホイッスルとモバイルバッテリーを持ち歩くのがせいぜいです。本当は食糧、防塵マスク、ラジオなども携行したいのですが。かといって旅行鞄のように大きな物を使うのもちょっと非現実的です。

専業非常勤講師は遠方からの通勤者も多く、私の1時間半通勤などむしろ近いほうです。2時間以上かけて通勤している方も多くいらっしゃいます。つまり、災害の際は帰宅困難、いや、帰宅不可能者となります。
職場に物を置いておけない以上、大学に頼らざるを得なくなるのですが、果たして大丈夫なのか不安になります。
それを言ったら学生も自分個人の居場所はないのですから、やはり大学に物を保管できません。すると、ひとつのキャンパスで万単位の人間が暫くは大学頼みの避難生活を送ることになります。避難場所になっているということは、大学関係者だけで万単位いるうえに近隣住民も来るということですし、十二分な対策が考えられていることを祈るのみです。

ところで、先述の慶應三田キャンパスの場合、広域避難場所は増上寺なのですが、増上寺まで歩けるんだったら逆に大丈夫なんじゃないかということもよく思います(笑)。

2015/09/21

秋学期開始

今日から秋学期の授業が始まりました。

「シルバーウィーク」の扱いは大学によってそれぞれで、全部休みだったり、全部休日授業日だったり、一部休日授業日だったりします。私も3校勤務していますが、勤務校①は今日のみ休日授業日、②は全休、③は月下水共に休日授業日、という具合です。

残念ながら(笑)今日は②の大学ではありませんので、通常授業でした。月下水全部休日授業日であれば逆に諦めがつくかもしれませんが、今日の勤務先は明日と明後日は休日であるため、逆に今日は欠席ばかりではないか・・・と思いきやなかなかの出席率でした。

けれども駅には大きな荷物を持った、いかにも旅の途上といった方々が大勢いらっしゃり、いつもの休日授業日以上に休日らしさを感じました。

私は全て実質通年科目を担当しているので、今学期も特に変わりありません。9コマの授業をこなしながら、来年度の教材を選定し、学会準備をします。

夏休みはがん検診に駆け込む事態となり(幸い大丈夫でしたが)、生き方や考え方を見つめ直すきっかけとなりました。本当に色々気を付けなければならない年齢になってきています。

2015/09/10

学会準備

さて、先述のプランC原稿は無事締切日に提出しました。なんと翌日に編者の先生のコメントつきで返ってきまして、まあ主に書式的な面をちょこちょこ直すぐらいで大丈夫そうです。

一安心したところで今度は学会準備に力を注いでいます。昔と比べて夏休みも短くなり、21日から授業が始まります(勤務先の一つでは、21・22・23日全て通常授業です)。授業が始まると意外と時間が取れないものですから、今のうちに文献読みを進めておかねばなりません。とはいっても夏休みがあと一週間少々しかありませんが・・・。
でも、自分で言うのも何ですが、このテーマ(今冬学会発表予定のもの)楽しいですね。(笑)宝石に布に刺繍に織物に彫金にと色彩豊かな感じですし、芸術の秋にぴったりなテーマです。