2013/09/10

博士論文審査報告

・・・を改めて読んでいます。

6月下旬に大学から突如何らかの冊子が郵送されてきて、一体何かと思ったら博士論文要旨・審査報告でした。文系学部キャンパスで昨年度後期に学位授与の決定が為されたもの全てについて収録してあるので、哲学あり経済学あり、幅広い分野の博士論文の要旨及び審査報告が掲載されております。


こんな感じでdouble column且つ小さいフォントでびっしり書いてあります。
先ず博士論文提出時に添付した書類に書いた要旨が載っており、続いて審査報告という構成です。
この報告書はやがては英米文学専攻のサイトにPDFが置かれることになるのですが、数年前から更新されていない状態なので、私のが載るのは明日か5年後か分かりませんが・・・

誰の論文に対する所見であれ、必ず良い所と悪い所が指摘されているものです。私の論文に加えられた批評の一つが「チョーサーが少なくないか」というものでした(苦笑)
チョーサーと言えば、英文学を知らない人でも「なんか聞いたことがあるなあ」と言う人もいる、という有名作家。勿論中世では、作者不詳も多いこともあって特に有名というかメジャーな存在です。
英文学で最も有名なのはシェイクスピアかと思いますが、それだけに凄まじい数の研究が在り、シェイクスピア研究を行うのはある意味とてもやりにくいと思います。先行研究が多すぎて、じゃあ今更自分が何をやるかというのを見出す苦労が特に大きいでしょう。
それと似た感じで私はチョーサーをやや避けてしまったのです。あまりにメジャーなので、メインの研究対象にはしておらず、そんなに注目していませんでした。そこで、今更ながら見直してみようかと。


さて、夏休みもあと2週間弱になってしまいました。後期は1コマ減って10コマになります。
夏休みには以前紹介した中世のこども文学のアンソロジーと、聖女&それを解釈する男性について論じた論文集(学会発表した折に、或る先生に勧めて戴いた本です)を読んだり、語学の勉強をしたりしていました。酷暑の期間もありましたが、通常の暑さであったり朝晩が少しだけ涼しい期間もあったので、記録の割には過ごしやすい夏だったと思います。もう1か月以上東京には行っていません。
最後に良い研究テーマを思いついたのが修士課程の時、という状況を脱するべく、試行錯誤中です。

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