2013/06/15

日本中世英語英文学会東支部

今日は毎年恒例、JSMES東支部研究発表会でした。東日本のこぢんまりした集まりですが、私が発表した時には何ルームも使って発表が行われていたのに、最近はこぢんまりし過ぎてきて、ワンフロアで終わるようになり、そもそもプログラムを組むのも大変な程の状況が続いているようです。

しかし、仮に人文科学系の学問を所謂「役に立たない」ものとして一蹴してしまうとしても、まだまだ栄えて(?)いる近現代小説やシェイクスピア等の分野の方が中世英語英文学より「役に立つ」という訳でもないのですし、英語の歴史は英語教授法にもつながりますし、現代の映画・ファンタジー文学・ゲーム等への影響という点でむしろ中世のものは現代に意外と関連しているものです。なぜ中世ばかりがこのようにマイナーで、衰微していくのでしょうか。ハリポタやロード・オブ・ザ・リングのヒットから見ても、(研究までいかなくとも)中世の物語を楽しいと思える潜在的な層というのはまだまだ沢山居ると思うのですが。


さて、一人特急で行き来した昨年から早くも1年、今年は慶大日吉キャンパスで開催されました。夕方以降激しい雷雨との予報に備えて傘を持って行ったら晴れていました・・・

今回は研究発表4本、講演1本という構成でした。発表に対する感想はここでは割愛させて頂きます。

終了後は懇親会@食堂棟でした。日吉キャンパスでは震災の場合に「藤山記念館、食堂棟、塾生会館は建物の外に避難し、その他の校舎は原則建物内にとどまる」ということになっています。ということは食堂棟の耐震性が十分でないというまあそのような会場で行われましたが、学会生活も10年目になると流石に存じ上げている先生方も少しずつ増えて来て、色々とお話させて戴いて勉強になりました。この2年ほど、読書会や研究会にも参加させて頂いたので一気に存じ上げている方が増えました。(というほどの人数ではないか・・・)

まあ改めて、慶大大学院のトレーニングというのは凄いなと思った次第です。いや、学部からそうでしょうか。普通に大学出るだけなのに(多くの人は普通に就職するのですし)なぜこんなに大変なのかと当時は思いましたから。

さて、私は当学会役員に(おそらく)異例の若さで就任する方向性となっております。謙遜ではなく本当に未熟すぎてこの文脈では年齢もいってなさすぎて恐縮というか何かもう申し訳ない気持ちなのですが、40代以上の先生方に交じって20代から大教室で講義するなど、私は「今からもうこんな仕事を・・・」という経験をする定めなのでしょう(preordained)。笑

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