2013/01/21

2012年度終了

今日で年度終了しました。担当9クラスのうち8クラスで期末試験を行い(1クラスは日々の小テストの積み重ねで評価するため期末なし)、既に5クラスの採点を済ませ成績評価を提出済みです。今年度は、クラス全員が単位を取得するという初の体験もありました(苦笑)。今日行った期末試験の採点と成績評価を終えれば完全に仕事は終了です。

理想としては大学生ともなると分野を問わず英語文献にあたることができる、ということになるわけですが、実際にそれができる読解力を有している学生は早慶クラスでも限られます。品詞(細かいポイントではなく、「形容詞か副詞か」、「名詞か動詞か」程度)の区別と、分からなかったり間違えたりした時に文の切れ目を変えて常識的に考えて類推する能力が落ちている気がします。知っている単語を見てそれを自分流で組み立ててしまう(メインの名詞や動詞などの意味を時に品詞を認識せずに並べて、適当な日本語で文章にしてつないでしまう)ケースが多く見られます。例えば、As ○× demonstrates, ...(○×が示しているように、・・・である)という文を見て、「○×のデモンストレーションは・・・だ」というような意味と捉えてしまうというケースです。


昨年度末に博士論文を提出して、博士論文のための時間をキープしなくてよくなったため、今年度から仕事を一気に増やしました。そして、単位取得満期退学後も続けていた大学院の授業への出席も今年度からやめました(論文も終わったので)。英語の教科書ばかりを読み、大学生とばかり接する生活に変わって、研究者としての自分について色々と思うところがありました。

春休みには博士論文提出以来停滞している研究の方を何とかすべく、今後のテーマについて練りながら、論文を2本ほど準備しようと思います(2本も春休み中に書き終わることがあるのかどうかは別として)。内容の骨子は博士論文から出ることになりますが、雑誌論文として執筆するにはまだ深めるべき箇所があるので、既出ネタなりに自分の研究を広げてくれることになろうかと思います。

繰り返しになりますが、博士論文を提出した後の春休みの残りはさすがに休暇として自由な読書に使い、夏休みは口頭試問の準備をしているうちに終わってしまい、冬休みはシラバス執筆ぐらいしかしていないので、もう1年ほど一切文献読みすらしていないのではないかと思われます・・・。というわけでこの春休みは研究に使い、来年度もできるだけ少しずつでも文献読みなどが授業準備と並行して出来るようにしたいというのが目標です。

大学院に行かなくなって先生方や院生の皆に会わなくなったことの影響は想像以上に大きなものでした。博士号というのは自立的研究能力を有する者に与えられるという広辞苑の定義がありますが、もちろん今後も先生方に助言を仰ぎつつも同時に自分で何とかしなければいけないと思います。

2013/01/03

シラバス入稿

明けましておめでとうございます。
今年は何かあった時にたまに更新致します。皆さまにとりまして佳い一年でありますように。

さて、この3が日でシラバスを全て書きました。共通シラバスの科目などもあるので、一からシラバスを書かなければならないのは8コマでした。今は全授業回数分の予定を書かなければなりませんが、語学しかも新しく習う第二外国語ではなく英語の場合、新たな文法事項などを学ぶ訳ではないため、例えば「Lesson 1 ○×」「Lesson 2 ○×」のように教科書のチャプタータイトルを羅列していくしかないわけで、あまり細かい予定を明記する意味がありません。

来年度はほぼ全てのコマでオクスブリッジの教材を採用しました。アメリカ文学、英語史、聖杯伝説などを題材に教えます。私はイギリスとアメリカを比べたら後者の方が詳しいので(但し文学以外)、アメリカを素材にしたものを増やしたい気もします。

博士号を取得するという人生最大の目標をとうとう達成したので、もう今年の抱負だの何だのは無いのですが(笑)、昨年基本的に研究をしていないため、今年は何かしたいと思っています。取り敢えず、そろそろ雑誌論文を投稿しましょうという感じですね。学会で発表したっきりなので、そのネタを活字化せねばというわけです。
仕事に時間を取られると、博士号で研究が終わってしまうよと警鐘を鳴らして頂いたので、長期休暇は大学生と全く同じようにあるというパートタイマーの超特権があるうちに勉強しておこうと思います。

そう言いながら、冬休みは後期疲れたからなどと思ってゆっくりしてしまい、だれてしまっているのですが・・・そうこうしているうちに月日は過ぎ去る訳ですからね。学問的に刺激を受ける機会も、或いはただ単に同じ専門の友人知人etcと話す機会も(例え他愛ないお喋りであっても)、今では自分で作らねばなりません。少々多忙でも、逆にあえて以前よりも積極的に読書会や学会や研究会に出ようと思う理由の一部はそれです。