2012/06/24

JSMES第4回大会

今週のJSMESは先週のJSMESとは違います。と言う訳で絶不調の中、第1回大会開催前に既に会員だったにも関わらず何だかんだと出れずじまいだった西洋中世学会にやっと出席しました。

1日目は図書館の写本展示を見て、書店を見て、ポスターをざっと眺めてから研究発表を聞きました。書店・受付・ポスターがあったG-SECは確か爆問学問の撮影に使ったところかと。あそこはスタジオのような何かかっこいい部屋であるばかりでなく、突然壁がぐるりと回って開くとそこには喫茶スペースが隠されていた!という部屋で、そこで飲み物も頂きました。書店はさすがに中世に特化されているだけあって非常に面白かったのですが、結局購入はしませんでした。

発表は「あの会場で人は入りきるのだろうか・・・」と危惧していた通り、収容しきれず補助席のように椅子を出して何とかおさめたという感じでした。発表は門外漢ゆえフォローしきれなかった部分も多々あった一方、特にドミニコ会の教育の発表は専門外の人間にもわかりやすかったです。
どの発表にも質問がすぐにどんどん出て、盛り上がっておりました。土曜日は約220名の参加があったとのこと。受付しなかった方も含めればもっといらしたかもしれません。


日曜日はシンポに出席。中世とルネサンスの連関をトピックに、5名の方のお話がありました。小林先生と伊藤先生はお名前とお顔だけ存じ上げていまして、伊藤先生の訳書がベッドの脇にあります・・・


これは著者デイリー氏の講演があった時に配布されたものです。

やはり専門外ゆえフォローしきれなかった箇所あり、わかりやすかった箇所あり、という感じで時間は過ぎましたが土曜日の発表同様人出は多く盛況でありました。


西洋中世、しかも古代・ルネサンスもカバーしつつ、という幅広い主題の学会ゆえ、各人の専門領域も広く、従って様々な分野のプレゼンテーションがいちどきに行われますので、昨今流行のinterdisciplinaryな研究の為には非常によい場であり、そのような場を作ることに強く賛同したからこそ開設前から入会したわけですけれども、各自バラバラの細かい専門内容の発表を行うよりも寧ろ、何か共通テーマのもとに異分野の人々が集まって報告を行うほうが互いに勉強になるのかな?と思いました。あるいは細かく時代を合わせてみるとか。例えば違う分野の方があるひとつの文学作品だけを掘り下げた発表を聞いたら、ふーんそうなのか、で終わるかもしれませんが、同時代の文学作品と歴史研究を並列させれば相関性はぐっと高まります。


文学研究でいうと先ず歴史、そしてテーマによっては法、美術、音楽などと関連していくことがありますので、こうしたinterdisciplinary studyは是非やりたいとは思うのですが、いかんせん、なかなか手が回らないですね。

今回も知識不足を痛感しましたが、もちろん、ある程度は仕方のないことです。何もかも知っている訳はないのですから。
文学専攻といってもさすがに托鉢修道会やイコンやペキア・システムの存在は知っていますから、何もかもわからないということではないですが・・・。しかし専門の学会という場ゆえ、異分野の人にもわかるようにと基礎的になりすぎるわけにもいかないでしょうし。なかなかバランスの難しいところです。


余談ですが、日曜日も営業している三田周辺のランチ店舗案内で・・・


噂の新店舗「飾りじゃないのよカレーは」です。店舗名のネタが古すぎます。何しろメニューは「私のカレーは左きき」ですから。このプリントを見てシンポジウム中に笑えてきてしまいました。

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