2012/01/31

執筆スピード

博士論文執筆資格審査に提出した章は、先生の添削とネイティブチェックも当時済んでいるので、そのまま出そうかと考えていて、この章に全く時間を割かないスケジュールで作業を進めていたのですが、やはり気になってきて、ざっとでも見ようと思い、以前紹介したようなA4一枚に2ページの体裁で印刷しました。

すると、審査に出すものにミスがあっては大変と徹夜で確認した筈が、明らかに変な英語になっている箇所や、一体どうして文の内容がこのようにつながっていくのか自分でもわからない・・・というような箇所が散見されました。理由と結果が合っていないのです。

まあ大学院に週3日通いながら毎日午前4時まで打ち続けて2週間で30枚、ということをやるとこうなるのだなという良い見本でした。同じ単語や表現も繰り返されていて、とにかく急いで量を稼がなければならなかったことがよくわかる原稿でした。これをこのまま出していたらと思うとぞっとします・・・。見直して良かったです。

やはり、下書き段階でも一番良く書けたのが(断続的にですが)5か月かけた章、一番良く書けてないのがこの2週間かけた章なので、どうしても費やした時間によって出来も左右されてしまうのかなと。


というわけで、昨日は家から出ずに31枚の原稿を一日で赤ペン添削してその結果を全部ファイルに打ち込みました。今日は逆に、5か月かけた章の修正に取り組みます。これを先生に出すと、先生への提出はついに終わりとなります。

2012/01/27

成績提出

担当3クラスの後期成績を提出しました。重要な個人情報なので直接事務室に持参するのが原則で、前期は暑い中持って行きましたが、今回は締切が2月2日とか3日とかで、博士論文製本直前すぎるので郵送のオプションを選択しました(フルタイム教員にはこのオプションはありません)。成績を出すためだけに往復3時間かける余裕はちょっとありません。文学部はエクスパック、商学部は簡易書留です。どちらも封筒等が全部予め用意されているので、郵送する場合も投函以外の手間やお金はかかりません。

出席点と期末で総合得点6割に満たなかった場合は容赦なく落としました。かわいそうなのですが、大学がそんなに簡単に出れては困ります。たとえ寝ても遅刻欠席しても、単位取得は逃げ切れる、という程度には頑張って欲しいです。


さて、昨日の1・2限、今日の1限は慶大の期末試験監督に行ってきました。うち1コマは自分がメインの監督で、2コマは先生のお手伝いでした。自分が監督だったコマでは、お手伝いの院生等5名が作業内容を既によく分かっていて自発的にがっつり働いてくれましたので、本当に楽でした。問題を眺めたところ、国家財政の状況、高齢化等を鑑み今後の国民からの租税徴収はどうあるべきかというような設問が含まれており、「これ、政治家に聞いてみましょう!」と思いました(笑)。学生の方がしっかり答えられるなんていうこともあるかも・・・?

しかし受験している学生の学生証をチェックしていたら、生年が1991年と書いてあってどうしようかと思いました。小4だったんですけど91年って。


これで今年度の仕事は全終了です。終わってすっきりしました。あとは再来週の博士論文製本に向けて、ひきこもります(笑)今回一緒に出すと思っていた同級生に上記の試験監督の仕事で会い、聞いてみたところ、今年度の受理になる日程では出さないようなので、今年度提出するのは私だけなのかもしれません!
(例えば今年度中であっても3月に出すと、今年度最終回の大学院文学研究科委員会は開催終了しているため、翌年度開催の委員会において受理されることになります)

2012/01/25

ネイティブチェックとreviseと

博士論文にかけられる時間もあと2週間弱となりました(!)。

執筆→先生に提出→返却されてきたものを見て、細部&すぐに直せる箇所をまず画面上で修正→プリントアウトして内容も英語も註も自分で大がかりな赤ペン添削

という過程を経て出来た原稿を、先生のご指示により、ネイティブチェック&先生に同時進行で出すという状況になっています。当然、先生のチェックに基づいて更に内容を直した部分は再度のネイティブチェックが必要ですが、ネイティブチェックのロウ博士曰く「直し終わったらまた送ってね」とのことですので、先生から返却されてきたものとネイティブチェックのと両方の「変更履歴の記録」付きワードファイルを見た上で内容も英語も直してまたロウ博士に送って、また直して、製本に出すということになりそうです。2つのファイルを見て修正するのは作業的に大変です。

ものすごく綿密に手を入れたので、final draftは相当改善された(はず)ですが、それでも更なる厳しいコメントを戴き、論文タイトルも却下されて、なかなかに苦しい時期が続いていますが、それでも「まあ何とかなるもの」と確信を持って思えるのは、今までの大学院生活と留学との体験あってこそで、焦燥感もそんなにはないです。とはいえ、最近どうも妙にクラクラするのはストレスがたまっているのでしょうか。

そんな中、明日と明後日は大学の期末試験監督です。前も書いたように3個だけなのでまあいいでしょう。ついでに、修論提出間近の後輩の貸出期限延長を阻止して確保した本を借りてきます(でも金曜に返しますから!)

2012/01/22

教科書(2012-13)

来年度2大学8コマでの使用教科書が決まりました。


あるコマとあるコマで違う教科書を使おうと考えていたら、シラバス執筆画面が一括で、即ちこのふたコマは同一シラバスでカバーされる=内容同じ ということが判明。
さらに今年商学部で使った教科書を今度文学部で教えるなどの転用も含み、結果的にこのようになりました。本文に日本語が登場するのは大人数講義のクラスの指定教科書一冊だけです。

なんと、教科書としての採用を検討するために見本を送ってほしいとネット等でオーダーすると、無料で教科書が送られてくることがわかりました・・・。去年、たった2コマ分を揃える為に結構払ったのですが、こうして無料で送ってもらえば良かったんですね・・・。まさか教科書丸ごとそのままのものをそんなに簡単にタダでくれるとは思いませんでした。

ただ、教員用マニュアルやらCDやらを揃えると結局万単位飛ぶのではありますが。CDもマニュアルも数千円ずつして、なかなかの値段なのです。

例えば慶大では教科書ではなく一般の洋書を使うのが一般的なので、このような「英語の教科書」を使うのは自分としてはちょっとしたcompromiseでもあります。ただ、教材ではない洋書は淡々と訳読する以外のメソッドを考えにくいという難点があります。
一方、教科書として書かれた書籍の場合は、リーディングでも理解の問題があったりリスニングも少々はさんであったりライティングも含まれていたりといろいろなタスクがあるので、それに従って色々できるのがメリットです。

2012/01/19

春休み

に入りました!(今日から)

2004年から続いた大学院授業出席もこれで終わりました。感慨深いですね。


商学部の2クラスは期末試験の実施、採点、成績評価を1日で終わらせました。前期に成績が良すぎたひとクラスは、これで油断したのか、後期は欠席が多く、期末試験の出来も下がったために、今回は程よくバラつきのある成績分布になりました。

帰りに途中下車してリバティーのほうの中央図書館へ行き、地下3階の自動書庫に入って怪しい(?)ラテン語書籍を複写しました(禁帯出であった為)。B3→B1の教員用コピー機利用→B3→地上、とこれだけの階段のアップダウンによって、石段を上下し過ぎた時の如く脚がフルフルになってしまいました。机に向かうのがメインの人生、運動不足過ぎということでしょうか。


博士論文の方は、今も「添削指導by自分」の作業を行っています。繰り返しますが、このレイアウトで印刷して眺めると本当に違います。我ながらなぜこの順番で文章を進めたのか・・・と思う点や、単語・文章レベルでの繰り返しも見つかります。



これと並行して、この添削作業を終えた章からネイティブチェックに送り且つ先生にもfinal draftとして見て戴きます。ネイティブチェックで読んで戴いてる間に他の章の添削を進めるという具合です。現在、第二章がネイティブチェック中で、第四章のreviseを大体終えて、第一章のreviseが3分の1くらい済んでいます。第三章、第五章は準・final draftみたいな感じで、イントロと結論はこれからがっつり手を入れます。
そのため紙面に手書きというPC消してのアナログ作業と、PC漬けの作業と、今は双方ある感じです。

来週は母校で秋学期期末の監督に行きます(という訳で1月の上京は結局全5回。少ない!)。春学期末は7コマくらいやりましたが、今回は3コマしかなかったので助かりました・・・。時間を取られ過ぎず、且つついでに図書館にも寄れるので丁度良い用事です。

2012/01/12

ILLと大学図書館


1/1~1/22の間に、3回しか上京しないことがわかりました。笑


さて、昨年、明治大学図書館に行って、カウンターで「取り寄せをお願いしたのですが・・・」と受け取りに行ったら、「あっ、先生ですか?」と即座に依頼した複写物が出てきました。


・・・?ということは、そもそも依頼はオンラインでやったのだし、ここで取り寄せをしたのは初めてなので、顔を覚えられているという可能性は皆無で、となると、その時ILL利用していたのは私だけということですか???

母校でも12000円も払って卒業生資格で貸出できるようにしていますが、この利用券では他大学からの取り寄せはできないのです(他のキャンパスのもののみ取り寄せ可)。そのため、ILLは明大でやらねばなりません。

しかし驚いたのは、取り寄せにかかった代金のレシートが発行されたことです!普通に私費支払いの場合、母校ではこれは無いサービスです。結構、いくら払ったかわからなくなってしまって困った事が多々あったので、感動しました(笑)。

さて、明治や立教では来年度、新しい図書館がオープンします。どちらも、カフェ的なものが入るらしく、長時間滞在型!というコンセプトを打ち出しています。

明治の場合はイチから建て直していて、現在はプレハブ営業です。プレハブに入っている本は大学1年生が気軽に手に取るようなラインナップで、しかももちろんプレハブのスペースは非常に限られているので、大して本はありません。英文科の人間が使うような研究書はもちろんここにはなく、古い校舎を倉庫として利用している所にしまってあります。
ここにしまってある本は、係員の方に申込書を渡して取ってきて頂くシステムなので、本一冊借りるにも結構時間がかかり、しかも係員の方をいちいち走らせることになる、という状況です。
まだまだ建築中の新図書館ですが、ああ見えて(?)早くも4月から開業予定。早速入ってみたいですが、気になるのは新建材ですね。
慶大三田キャンパスの新・南校舎もこれがひどく、校舎の自動ドアが開いただけで外に化学物質が流出してくるので、傍を歩いているだけでも気になります。南館(ロースクール)が新築された時も同様で、見物しに入ったけれど10分が限界で退散してきました。

2012/01/08

授業態度

教員室では「困った学生」の話がよく聞こえてきます。寝てる、予習をしてこない、前を向いて座らない、などなど・・・そしてそれに対して注意したり、欠席扱いにしたり、教室から退出させたり、嫌味たっぷりに小言を言ったり、と先生方は色々な対応をなさっているようです。

私の方針は、「自分がやっていたことは叱らない」ことです。授業中携帯の使用は禁止!と言って、「じゃあ先生はどうだったんですか」と言われたら返答できないでしょう。寝てる場合も特に何もしません。学生が寝ているというのは、大半は自分の責任で、学生が一方的に悪いわけではありませんので、叱りません。

悪循環に陥る場合もあるのではないかなと思います。厳しく処罰・叱責したとしても、恐怖政治のようなかたちでクラスを運営するというのもどうかと思いますし、段々我慢がならなくなってくると嫌味で叱りたい気持ちも非常にわかるのですが、その結果学生は教員に対して反抗心を持つだけで、学生と教員の間の関係は悪化の一途で、(厳しい対応→「何だよあの教員」)のサイクルにはまってしまうことになります。そして困った態度等を助長してしまうことになります。

それから、「学生とはかくあるべし」という理想像はついつい考えてしまいますが、それはあくまで理想像であり、画一的な像です。どうしても興味が湧かないものや、嫌いな科目もあるでしょうし、一部の学生は厳しい大学入試で疲れていて、これ以上勉強しようという気にならないのも当然です。学生にとっては授業は長いしたるいしやる気もない、むしろそれが通常の状態と思っています。こちらとしては興味関心を持って頑張ってもらえるように工夫し努力するだけです。

2012/01/01

2012年の予定

下の記事をアップした2分後に今度は鳥島でまさかのM7地震が発生、こちらも相当の揺れでした。しばらく文字通りへたり込んでおりました。

さて、今年は・・・
  • 今週中に、5クラス分のシラバス(年間30回の予定を全て書く)をアップロード
  • 16日の週で授業終了、その後母校で秋学期末試験監督補助(研究奨励金受給の見返り)
  • 来月上旬博士論文製本、中旬提出
  • 4月からは文学部3コマ(講義含む)、商学部2コマ、文芸学部2コマ、全学部1コマ、世田谷区&杉並区の2大学で8コマの英語を担当
  • 1/17をもって大学院の授業への出席終了。(8年間に及んだ)
  • 専修大で日本英文学会、長野で東支部(出席は未定)、三田で西洋中世学会(ホームだし、初参加なるか)、広大で中世学会(所要6時間)
今年は英語教育法について向上を図りたいと考えています。逆に、博士論文を提出した後の研究については結構悩むところで、所謂「今後の課題」として残った部分から派生させながら、新たなテーマを構築したいと思います。

Happy New Year!

明けましておめでとうございます。

今年は少しでもよい年になりますように。
と思っていた矢先の12時半に早速地震が起こる日本・・・。


さて、おとといの記事に書いたように、普段と全く同じ生活を送っています。TVもNHKニュースを見ただけですし、実家暮らしなので帰省もなく、初詣の習慣はないですし、何かの行事もないですし、マンションなので門松もないですし、お祝いのお花(松、柳、千両とかの)を置く場所もマンションだと無いですし、別に旅行もしないし誰かにも会わないし(祖父母も殆ど故人ですし・・・)本当にほぼ何もかも通常通りです。

昨夜だって、20時前にスーパーではたいへんな人出でしたし、「なんだ、みんな紅白観ないのか」と(笑)都市部はこんなもんでしょうか。私にとってNHKの「ゆく年くる年」に映るような光景は完全にもう外国の風景です。

そんな訳で、普通にパソコンをつけたり、パソコン消して論文改訂作業に取り組んだりしています。論文は、第二章の添削(by自分)を終えて、今第四章に取りかかっています。この章は夏休みに書いたのですが、語数第一で絞り出した為に、かなり文章がリダンダントです。先生の仰る通りです。ニコ倫とmorality play片手に頑張っています。